キッカケ×質問
驚くべき発見である。
とまぁ 触れ込みは大々的に。
正直にいうと見つけたんはもっとずっと以前の事でした。
世間的にいうととにかくポピュラーな質問。
お見合いといえばこれでしょうね。
ご、ご趣味は?
お趣味を答えるのって
なんというか一番難しいですよね。
極めてアバウト。
極めて抽象的。
趣味は食べる事です。
→でしょうね。
趣味は眠る事です。
→でしょうね。
趣味は読書です。
→そうなんですね。何を読まれるんですか?
→近畿地方全史です。
誰が話広げられんだ!!!
この愛想笑い無限増設マシーンと名高い
悪の質問について考えたのでした。
ちなみに上記の趣味でも話を広げられる人はいて
そういう人はその方面知識があるとかではないけど
なんやかんやあって広げられるみたいです。
ちっちゃい子とかと話できるタイプのコミュニケーション力。
欲しくないですか?僕は特段いらないです。
この趣味にどう答えるか?
かなりの難題とみました。
しかしここは全日本低偏差値大学付属高校首席合格である私ですから
コペルニクス的転回を辞さない。
そもそもこの質問自体を変えるべきという結論に至るまで
そこそこ時間がかかりました。ええ。
敢えて
逆。
あなたの嫌いなモノ・コトは何ですか?
これぞ至高の質問。
超頭脳的に理論的に説明的な事をしましょう。
まずベン図について。
・おれ
・おまえ
・大五郎
を用意します。
あのCMを思い出します。
歌詞はこうです。
「俺と お前と 大五郎♪」
これをベン図に示してみましょう。
登場人物は言わずもがな
の3名。
「俺とお前と大五郎♪」の場合。
基礎。
「俺とお前の大五郎♪」の場合。
子だろうね。
「俺とお前は大五郎♪」の場合。
苗字が頼りだよね。
「お前は俺の大五郎♪」の場合。
急にホモホモしくなる。
「お前は俺の大五郎♂」
さてこれがベン図というもの。
部分集合・結び・交わりなどを可視化した図ですな。
では最初の質問に戻りましょう。
ご趣味は?
に対して
例えば趣味が大五郎♪だとする。
と 暗喩も含めてこうなる。
もはや大五郎の成分である
糖蜜とかをピックアップして
趣味の話題を広げなくては成らない。
「節子、それお見合いやない!社内会議や!」
趣味を聞き
それが放たれた瞬間から
その趣味をクローズアップせざるを得ない。
そして無意識的には
大五郎♪以外の全ての事象が
どうでも良い事に含まれかねないのである。
無論 自分もだ。
現段階では大五郎♪以下の興味度合いなのだ。
自分<エチルアルコール だぞ!
負けんな生命体!
では本題。
あなたの嫌いなモノ・コトは何ですか?
こうなった場合
ベン図はどうなるか。
大五郎♪が親の仇だとすると
こうです。
なんと!
「少なくとも僕、嫌われてない!?」
になるではありませんか!!
むしろ
趣味”俺”?!
結納濃厚である。
そうなんですか!
僕もちょうど大五郎♪
死ぬほど嫌いなんですよ!もう最っ高〜!
敵の敵は味方理論。
ここに完遂。
最後に一つだけ。留意。
〜 戦争 〜
こんな長かったんかい。
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2017年
12月1日
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