興味があったらなんでも続くかというとそんなムシのいい話はない。(備忘録)
長らくの疑問でした。三日坊主を体現化したような存在の僕にとってはそれはそれは謎でした。これぞと思って始め、楽しいぞ楽しいぞと続いていた趣味なり習慣なりがある日突然パタリと止まってしまう。よくある話で。好きこそ物の上手なれと言いはる方々の生爪剥ぎたいような何とも言い難い感情に見舞われること幾星霜。ついに腑に落ちました。
僕はこれを興味の大気圏と名付けます。もっといいネーミングがあるなら教えてほしい。勝手に僕の命名にするから。
さて、先だって宇宙の話。なんとなくのイメージ、ロケットだろうとなんだろうとゆっくりゆっくり登っていけば宇宙ってついちゃうじゃん?ヘリウム風船つけたらええんちゃうん?メルヘンとサイエンスの融合ちゃうん?ヘンゼルとスティーブン・ホーキングやん。と思われるかと思います。現に僕は思ったりしてた。その実、ロケットが大気圏を突破し地球の重力を振り切って飛び出すには秒速11キロとかなんとかという、(たぶんぼくのぱんちよりすこしだけはやいはやさ)を維持しなければならないそうです。地球さんったら、ほんっとメルヘンブレイカー。
宇宙速度と言うそうですよ。少しでもそれを下回ると重力に引っ張られて落下するらしいです。これってモノゴトの興味にも言えるんでないのと思い、すかさず文字おこししております。はい。
つまり、ある段階まで一息に到達できるくらいの情熱がなければ趣味を趣味として維持できないのではなかろうか。その線引きはもちろん曖昧としても、言いたいことは伝わるのではないでしょうか。僕は過去、絵を描き、野球に勤しみ、楽器を弾いた。その全ては趣味とも言い難い今に繋がっておりまして。昔取った杵柄くらいにはなっているので後悔とは違うのですが、「結局身にならなかったな」とは思ったりする次第です。
自分にすらちょっとしたモヤモヤ感が残りますから、他者を見ればもっとモヤモヤするんでしょうね。「あぁ、あいつはまたやめちまったか」だなんて具合に。そうじゃない。そうじゃなくって燃料切れ、初速不足。さらにいえば、そもそも到達することが正解かもわからん。趣味として確立したいかどうかもアヤフヤだったりする場合、立ち止まることは特段残念ではないのである。だから途中でやめちゃっても許してごめんちょり〜。
ブログはいつまで続けたらええねやろか。
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平成31年3月22日
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宇宙速度の説明は厳密じゃないので、大気圏突破したい人は調べてみてください。僕は地表へ帰ります。